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皆さんこんにちは!今回のブログのテーマは、「オープン就労・クローズ就労」についてです!
就労する上でオープン就労にするかクローズ就労にするか。この選択先によって働き方や、お給料が変わっていきます。
このブログでは、オープン就労・クローズ就労の「仕組み」や「メリット・デメリット」「自分にあった働き方を選ぶための判断基準」についてお話しします!

漠然とした不安を、
吐き出してみませんか?
そもそも「オープン就労」「クローズ就労」って何?
こちらをざっくりとお伝えすると、働きたい企業にご自身の障害や疾患を「伝えるか・伝えないか」の違いです。
- オープン就労
– 自分の障害や疾患を企業に「開示して(伝えて)」働くこと。(主に障害者雇用枠での就職を指すことが多いです。) - クローズ就労
– 自分の障害や疾患を企業に「開示せず(伝えず)」働くこと。(一般雇用枠での就職を指します。)
では、この2つの就労の特徴はそれぞれどんなことがあるのでしょうか?
障害や病気を会社に伝える?「オープン就労」と「クローズ就労」とは
ではここから、「オープン就労」と「クローズ就労」について、それぞれの就労の特徴について解説していきます。
オープン就労(障害を開示して働く)の基本的な仕組み
オープン就労=「障害者雇用枠」での採用になります。
この雇用枠の求人に応募するときは、『障害者手帳(精神・療育・身体のいずれか)』が必須になります!手帳がない場合は応募ができないので、ご注意を!(手帳を申請中の場合は応募できる場合があります。)
企業側には国の法律で、「企業は従業員の一定割合(現在は2.5%〜、今後段階的に引き上げ)以上、障害のある人を雇わなければならない」と決められています。企業側はこのルールにしたがって「障害者雇用枠」を設けて採用を行います。
参照:厚生労働省「1.障害者雇用率制度」
また、企業側には「合理的配慮の提供」という義務が生じます。
そのため、「通院のための時間やシフトの調整」「パニックになりにくい静かな席の配置」「イヤーマフの着用で仕事を行う」など、本人の特性に合わせた環境調整が制度として組み込まれます。
参考:厚生労働省「雇用の分野における、障害者への差別禁止・合理的配慮の提供義務」
クローズ就労(障害を開示せず働く)の基本的な仕組み
クローズ就労=「一般雇用枠」での採用になります。
この雇用枠の求人に応募するときは、『障害者手帳』は必要ありません。提供する義務も一切ありません!
企業には、障害の有無に関係なく、普通の社員として採用されます!企業側はあなたに障害があることを知らないため、「健康的な一般社員」として契約を結びます。
そのため、障害を理由とした義務量の調整や特別な配慮を「制度として」求めることは出来ません!
通常の有給休暇や休暇制度などを、一般社員と同じルールの中で使うことになります。
第3の選択肢「セミオープン(一部開示)」という働き方もある!
実は上記のような就労方法の他に、少し特殊な仕組みもあるんです!
それが「セミオープン」です!この就労方法は、一般就労枠での採用面接時や入社時に、「人事担当者や、配属先の上司」など、一部の人にだけ開示し、同僚には隠しておく仕組みです。
会社としての配慮(業務内容の決定など)は受けつつ、現場での過剰な特別視を防ぎたい場合に利用されます。
【公的データから見る】各就労方法のメリット・デメリット
仕組みが分かったところで、次にオープン・クローズ就労のメリット・デメリットについてお伝えします!
この違いを見て、自分はどっちが働きやすい環境なのか考えてみましょう!
オープン就労のメリット・デメリット
メリット
- 障害に対する理解が得られやすく、合理的配慮を受けやすい
- 障害者雇用率の対象となり、企業にとってもメリットがある
- 障害者向けの制度や福利厚生を利用できる
- 障害を隠す必要がなく、精神的負担が軽減、隠すストレスからも解放される
- 就職後の定着率が高い
- 会社で、職場環境や通院のための休みなどの配慮を受けられる
デメリット
- 障害を理由とした差別や偏見を受ける可能性がある
- 障害者枠での採用により、給与が低くなる可能性がある
- プライバシーが保たれにくい
- 障害者としてのレッテルを貼られやすい
- 障害(病気)について理解が得られない同僚等がいる場合がある
- 応募できる求人が少なくなる
参考:労働基準監督省「オープン就労・クローズ就労の メリット デメリット」
障害の情報を開示している分、配慮が受けやすく通院や症状によるお休みにも対応してもらえるといったメリットがある半面で、
一般枠に比べて求人数も給料も少なくプライバシーが保たれにくいことがデメリットにあげられています。
クローズ就労のメリット・デメリット
メリット
- 障害を意識せずに働ける
- プライバシーが保たれる
- 職場での人間関係を障害に左右されずに構築できる
- 会社で障害(病気)について知られないですむ
- 応募できる求人が多くなる
- 給料に差がつきにくい
デメリット
- 必要な配慮や支援を受けにくい
- 障害を隠すことによる精神的ストレスがある
- 体調管理が難しくなる可能性があり、突発的な症状や体調不良の説明が難しい
- 障害者向けの制度や福利厚生を利用できない
- 就職後の定着率が低い
- 障害や病気、通院・服薬等を隠したり説明するストレスがかかる
参照:労働基準監督省「オープン就労・クローズ就労の メリット デメリット」
一般雇用枠での応募になるので、求人数も多く給料も差がつきにくい。また、障害について知られず働くことになるのでプライバシーも保たれます。
ですがその反面、障害を隠すことによるストレスや、通院や急なお休みに対しての理解が難しいことがデメリットにあげられています。
どちらの働き方も魅力的な部分はありますが、その分デメリットもあります。
ここまで読んでみて、「結局のところ、自分はどっちを選べばいいのか分からない…!」と、思っている方もいるかもしれません。
その気持ち、分かります。本当に悩むポイントですよね。
ですが、この就労選択に「決まったルール」はありません。
一番大切なのは、「今の自分の体調」や「将来どうなりたいか」と照らし合わせて考えることです!
自分に合った働き方を選ぶために、まずは以下の「判断基準」を自身に問いかけて見てください!
今の自分にあった働き方を選ぶための「3つの判断基準」
これから働き方を決めていく上で重要な部分になってきます!一緒に確認していきましょう。
1.業務上、どうしても必要な「配慮」があるかどうか(通院、電話対応など)
働く上で、どうしてもこれだけはお願いしたい内容、配慮があるかどうか、「平日の日中に必ず通院が必要」「パニックを防ぐため、電話対応だけは絶対に外してほしい」など、ご自身の中で配慮して欲しい内容をまとめて判断しましょう!
例えば、IT業界であれば、電話ではなくチャットツールなど、テキストベースでのコミュニケーションを中心にする。という配慮が得られやすい傾向にあります!
2.主治医はどちらの働き方を推奨しているか
自分の中では、「もう大丈夫、クローズで週5日フルタイムで働ける!」と思っていても、主治医から見ると「まだ○○なところがあるから、もう少し様子を見てみようか。」「オープンで、時短勤務の方が、精神面に安定しやすいと思うよ。」など、違う視点で意見をいただくケースが多いことに触れます。
自分の中で就労方法を決めたら、診察で、『〇〇という働き方を考えているのですが、私の今の体調だとオープンとクローズどちらが良いでしょうか?』と直接聞いてみるといいかもしれません!
3.自分の「障害特性」を客観的に説明できるか
オープン就労の面接では、「私はうつ病です」と伝えるだけでは不十分になります。
例えば、「○○という苦手なこと・症状が出やすい」+「でも、自分では○○という対策(自己対処)をしている」+「だから企業には○○の配慮だけはお願いしたい」と、自身の障害特性を理解し、客観的にも【自己理解】をすることが大切です!
この『客観的な自己理解』を一人でまとめるのは、本当に難しいので、UZUZPlusではスタッフが一緒に過去の経験を振り返りながら言語化するお手伝いや講座をしています!
私たちと一緒に、あなたにとって「ベストな選択」を見つけませんか?
この記事では、働き方のメリット・デメリット。その判断基準などをお伝えしました。
ですが、いざ自分のこととなると客観的に判断するのは難しいですよね。
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「UZUZ Plus」は、人材紹介会社を母体としているため、基本的な支援に加え、強みである「6万人以上に展開した就職・転職ノウハウ」「オーダーメイド支援」を活かし、オープン・クローズどちらがあなたに合っているか、一緒に整理することができます!
「自分にはオープンとクローズ、どちらが合っているのだろう…」と行き詰まったら、まずはお話ししてみませんか?
働き方の選択は、今後の人生を左右する大切な決断です。ネットの情報や判断基準を見ても、「自分の場合はどうすればいいの?」と迷ってしまったら、一人で抱え込まずにUZUZ Plusにご相談ください!
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今回のブログはここまで!また次回のブログでお会いしましょうー!

漠然とした不安を、
吐き出してみませんか?


